DLRは60周年
2015年7月17日に60周年を迎えたアナハイムのディズニーランド・リゾートでは,Diamond Celebrationと題してアニバーサリーイベントが行われています.
先日のD23 EXPO 2015旅での裏の目的はもちろん,この60周年をめいいっぱい楽しむこと.毎日毎日EXPO終わってから閉園まできっちりパークで遊び,その後はどっかで飲んで深夜に就寝てし翌朝早朝に起床する生活を続けていました.限界!
というわけで今回は,超超超超楽しみにしていた60周年のナイトタイムエンターテイメントの話.
Paint the Night
香港のベータ版()をアップデートしたPaint the night,なんとwhen can I see you againは新録!ありがとうOwl city!あとはなんといっても,For the first time in foreverのイントロからバロックホーダウンに続くオープニング!やはり鳥肌モノでした.そしてPaint the nightと言えば,自由自在に宙に浮かぶティンカー・ベルのフロート.んんやっぱり最高!
個人的に残念だったのはFrozenのフロート.Paint the nightのアイデンティティーはパチンコ屋のような下品なまでのLEDたちにあると思うんです.あのギラギラ感こそがこのPaint the nightの魅力を作り出しているのに,Frozenフロートにはその心意気が感じられない.無難に作った感じがとても中途半端!
クリストフやスヴェン,トロールたちをデザインに加えるのは嬉しいけど!嬉しいけど!俺はパチンコ屋みたいなやつが見たいんだ!
Disneyland Forever
最近のディズニーが力を入れまくっているVirtual Environmentの壮大な実験なんだろうなぁ,というのが感想.花火を鑑賞するゲストの周りをプロジェクションマッピングによって取り囲み,没入感を生み出す.「屋外で没入感を生み出す」ことがどれだけチャレンジングな問題なのかについては想像がつきません.果たしてゲストが没入感を得られたかは別にして,このDisneyland Foreverを実現させたこと自体が賞賛すべきポイントなんだろう,と個人的には思っています.

プロジェクター同士が干渉しあわないように配置するの大変なんだろうなぁ.
World of Color-Celebrate! The Wonderful World of Walt Disney
60周年を記念したナイトタイムエンターテイメント3つの中で一番推したいのは,やはりWorld of Colorです.現地で観る予定がある方はどうか何も情報を入れないで観て欲しいです.今からネタバレ書きますよ,読まないでね.
ショーはウォルトの夢を追うように進みます.
ミッキー・マウスの誕生から,白雪姫,映画の世界からディズニーランドへ,そしてピクサー,マーベル,実写へと.
映画の世界のパートでは,様々な映画の名シーンをセリフなしの映像と音楽だけで怒涛のように流されます.観ている人それぞれの映画への想いを大事にしているような,そんな演出にとても感動しました.カルホーンとフェリックスが抱き合うシーンも入っていてもう…!本当にありがとう…!
その後に続くのはディズニーランドのパート.ホストを務めるニール・パトリック・ハリスがアトラクションを巡る演出にも驚きました.どうして俺はニール・パトリック・ハリスに生まれなかったんだ!羨ましいぞ!チキルームにパイレーツにイッツ・ア・スモールワールド,ホーンテッドマンションにスプラッシュ・マウンテンにカーズランド.60周年を祝うのに最高のチョイスで涙が止まりませんでした.あとやっぱり夜に聴くLife is a highwayは最高だね!
そして,ウォルトの創りだした世界を楽しむ人々の映像にのせて流れるForever Young.涙が止まらないようにテンポよく畳み掛けてくる最高の演出には頭が上がりません.最高でした.
“ディズニー”が好きな誰もが楽しめる,素晴らしいショーでした.アニメーションが好きでも,テーマパークが好きでも,実写が好きでも,マーベルが好きでも,本当に誰もが楽しめる.
気持ち悪いこと言うけど,心からウォルトに感謝しました.そう言わせてしまうくらい綺麗で素晴らしいショーだった.おめでとう,60周年.
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