ディズニーからみるスペイン語

WDWに行ってきた


今更にはなりますが, 今年の2月, フロリダ州はオーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)に行ってきました.
上下に激しく揺れる飛行機におびえながら, やっとのことで到着したWDW, 地理的に近いこともあって, 中南米のスペイン語圏からの観光客がたくさんいます. ダラスからオーランドまでの飛行機も, スペイン語が飛び交う中でBig Hero 6を観て過ごしました.
なんとなく想像はつくと思いますが, 中南米出身の観光客は総じて陽気. みんなで集まって大きな声で歌ったり, 気軽に話しかけてくれたり. 初めての海外だった自分にとっては, そんな小さなことでも新鮮でした.
そこで, ほんの少しだけスペイン語を勉強していたので, 中南米出身の男性キャストの方に拙いスペイン語で話しかけてみることに. そうすると, 予想以上のリアクションで大喜びしてくれました. 「どこから来たの?」「どこでスペイン語を勉強したの?」「WDWにはスペイン語を話す人がたくさんいるから勉強になるよ!」と, 一生懸命に話しかけてくれたんです!
人生で初めてスペイン語を習っていてよかったな思った瞬間です. 何年も習った英語はヘタクソであまり通じないのに, 1年ちょっとかじっただけのスペイン語はちゃんと通じる, その要因の一つとして, スペイン語の発音が英語に比べて圧倒的に簡単だということがあげられます(当社比). 一部の例外を除いて, ローマ字と同じように読めばたいてい通じる奇跡! たしかに文法はすこし複雑ですが, 旅行に行った時の会話なので, そこはまったく気にしませんでした.
そんな経験を踏まえて, WDWに行ったときに使える(かもしれない)スペイン語の発音の基本と, 身近にある(?)スペイン語の単語を紹介します.

メキシコ館の中

メキシコ館の中

スペイン語の発音


スペイン語は, 一部の例外を除いて, ローマ字と同じように読めばたいてい通じます.
そこでここでは, その一部の例外を簡単に紹介します. わかりやすいように, 発音は日本語表記にしてあります.

hは発音しません.
―→ たとえば, hola(「やあ」の意)はオラと発音することになります.
jハ行の音で発音します.
―→ たとえば, Japón(「日本」の意)はハポンと発音することになります.
llジャ行の音で発音します(リャと発音することもある).
―→ たとえば, paella(「パエリア」の意)はパエージャと発音することになります..
ñニャ行の音で発音します.
―→ たとえば, España(「スペイン」の意)はエスパーニャと発音することになります.
queと発音する..
→ たとえば, querer(「欲しい」の意)はケレールと発音することになります.
yジャ行の音で発音します(ヤと発音することもある).
―→ たとえば, yo(「私」の意)はジョと発音することになります.

これさえ分かればスペイン語は(たぶん)読める!さっそく見て行きましょう.

Gran Fiesta Tour Starring The Three Caballeros

Gran Fiesta Tour Starring The Three Caballeros

メニューから見るスペイン語


WDWのエプコットでメキシコ料理を食べるとなると, メキシコ館のSan Angel Inn Restauranteに行くことになると思います.
今回は, そのメニューから2つを紹介します.(https://disneyworld.disney.go.com/dining/epcot/san-angel-inn-restaurante/)
実際のメニューも, スペイン語の料理名に, 英語の説明がついている形です(たしか). ぜひドヤ顔をしてスペイン語で注文してみましょう

◆Queso Fundido
quesoは「チーズ」, fundidoは「溶けた」を意味するので, Queso Fundidoはスペイン語で「溶けたチーズ」という意味. ド直球のネーミングですね. 上で見たとおり, queはケと読むので, quesoはケソと読むことになります.
ちなみに, チーズケーキはtarta de quesoまたはpastel de quesoといいます. deは英語のofみたいなものです(ザックリ).

◆Pollo a las Rajas
 polloは「鶏肉」, rajaは「一切れ」を意味するので, Pollo a las Rajasはスペイン語で「一切れのチキン」という意味. 上で見たとおり, llはジャ行, jはハ行で発音するので, polloはポジョ, rajaはラハと読むことになります.

San Angel Inn Restaurante(公式HPより)

San Angel Inn Restaurante(公式HPより)

San Angel Inn Restaurante(公式HPより)

San Angel Inn Restaurante(公式HPより) 左にアトラクションが.

どこかで聞いたスペイン語


次は, どこかで聞いたことのありそうなスペイン語をいくつか紹介します.

¡Bienvenido!(ビエンヴェニード)
スペイン語で「ようこそ」を意味します. bien自体は「良い, 良く」, venido自体はvenir(来る)の過去分詞形で「来た」という意味.

メキシコ館の看板

メキシコ館の看板

◆Adiós(アディオス)
スペイン語で「さようなら」を意味します. インディ・ジョーンズ・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮パコのセリフにも登場しますね.

◆sombrero(ソンブレロ)
sombreroはメキシコなどで用いられるつばの広い帽子のことです. 三人の騎士(Los tres caballeros)に登場するドナルド・ホセ・パンチートがかぶっているアレですね!ちなみに, ¡Viva Navidad!のNavidadは「クリスマス」という意味です.
スペイン館のキャストにもソンブレロをかぶっている方がいるので, WDWを訪れたときは一緒に写真を撮らせてもらうのがオススメです.

◆fiesta(フィエスタ)
スペイン語で「祝祭」を意味します.  「フィエスタ・トロピカール」「チップとデールのスケルトン・フィエスタ」などで一度は聞いたことがある単語だと思います!
ちなみに, 耳に残る Ay!, si, corazónのcorazónは「心」という意味. 画像は三人の騎士が登場するGran Fiesta Tour Starring The Three Caballerosのものです.

Gran Fiesta Tour Starring The Three Caballeros. 死者の日をイメージしている?

Gran Fiesta Tour Starring The Three Caballeros. 死者の日をイメージしている?

amigo/amiga(アミーゴ/アミーガ).
スペイン語で「友達」を意味します. amigoは男友達, amigaは女友達です.
めちゃくちゃ良く聞く単語のひとつですね.

スペイン語に興味をもったら


スペイン語に興味を持ったら, まずDisney Españaをフォローすることをオススメします. 色々なディズニー作品の一部がスペイン語で見られます.

◆Disney España(@DisneySpain)

ディズニーブログ,私も始めてみました(7年前に)

本日はdpost.jp さんの企画「ディズニー関連ブログ アドベントカレンダー」に便乗しD-Labで記事を書きます.

ディズニー関連ブログ アドベントカレンダー2015をやるよ! #d_advent

まず,@disney_tdr について


@disney_tdr(238)はディズニーとミュージカルと梅酒が好きな男です.普段はアルバイトをしているか旅行をしているかのどちらかですが,最近はもっぱら卒業研究に勤しんでいます.
好きなディズニー映画は「トレジャー・プラネット」で,好きな手拍子は「不規則に5回」です.

7年前,あることをきっかけにこの界隈に入り込みました.

人生を変えたはじめの一歩


今から7年前,WE LOVE TDRというディズニー系ブログを始めました.
大げさに聞こえるかもしれませんが,この出来事が僕の人生を大きく変えたんです.
あの日からはや7年経ちますが,今でも初対面の方に「ブログ読んでました!」と声をかけていただくことが多くて,嬉しい限りです.
大学でも後輩から「あの記事知ってます?」と僕が書いた記事を紹介されたり,自己紹介した時に「もしかして…?」と驚かれることもあったり,ブログ書いてて良かったホント.
また,ブログをきっかけにディズニーを愛する様々な人に出会って,たくさん友人もできました.
今こうして僕が楽しい人生を送れているのも,あの時始めたWE LOVE TDRがきっかけだったと,断言できます.

ディズニーブログを始めた理由


そもそもなぜ,僕がディズニー系ブログを始めたのか.
当時中学3年生だった238少年は,周りにディズニーが好きな友達が皆無でした.
ナイスなおかんの影響で,中学1年生の時から東京ディズニーリゾートの年間パスポートを持っていたのですが,一緒にパークに行ってくれる友達がいなかったのです.
「そろそろ1人でパーク行くの飽きたなぁ」
こうして,年の近い,共通の趣味を持つ仲間を求めて,軽い気持ちでディズニー系ブログ界隈へと足を踏み入れたのです.

ディズニーブログ黄金期だった当時


僕がブログを始めた2008年と言うのは,巷では”ディズニー系ブログ第一次黄金期”と称されるほど,ディズニー系ブログが乱立(?)していた年でした.
東京ディズニーリゾートは25周年を迎え大盛り上がりで,ディズニーマニアは増加傾向(体感)でした.
また,livedoorブログやFC2ブログ,アメブロなどの無料で作成できるブログ自体も流行っていて,各方面で行われていたブログランキングでは,”テーマパーク部門”が新設されるほどでした.

当時定めたセルフブランディング


そんな時代に,ただただブログを作っても仕方がない,せっかくやるなら多くの人に読んでもらいたい,そう思ったおマセな238少年はいろいろなことを自分に課しました.
当時238少年が毎日欠かさずチェックしていた人気ブログトップ3(察して)の特徴を全部盛りにしようと企んだのです.

  • 顔文字を多用する(黒歴史)
  • 文末をカタカナにする(黒歴史)
  • 句点を3つ打つ(黒歴史)

これらは読者に強く印象を植え付けるためでした.
ほかにも,

  • 毎日更新
  • 写真のフォーマットの統一
  • ブログランキングへの参加

などなど,ブログを運営するモチベーションを保つために事細かにいろんなことを決めました.
自分で言うのもなんですが,こうやってルールを定めるのってとても重要なことで,読者が付くか付かないかを大きく左右します.
上手くいっているかはわかりませんが,この時の経験がこうして,D-Labにも受け継がれているわけです.

ブログの閉鎖


こうして,中学3年生から高校3年生までの約4年弱,ほぼ毎日かかさずにブログを書いていました.
そして大学受験を期に,「大学に入学したら再開する」と書き残し,一旦ブログを閉鎖しました.
がしかし,それ以降WE LOVE TDRが定期的に更新されることはありませんでした.
ここから僕のブログ離れが始まったのです.そう,アレのせいで.

Twitterの登場


受験も終わり,大学に入学し,大学生活も落ち着いて,そろそろWE LOVE TDRを復活させようかと思っていた時期に,
なかなか復活にこぎつけられなかったのは,Twitterのせいでした.
もともと,高校二年生の時に大親友のSHIGE(Donald.jp)に誘われ,ブログ更新情報を発信する目的でTwitterを始めました.
がしかし,蓋を開けてみれば更新情報なんか全く飛ばさずにアホみたいなことをつぶやいてばっかり.
140字という文字制限はあるものの,ブログに比べれば断然手軽に情報を発信でき,レスポンスもすぐ飛んで来るという魅力にヤラれてしまったのです.

初心への立ち返り


が,2015年8月,D23 EXPO 2015をきっかけに思い立ったのです.
それはD23 EXPO 2015に向けて情報収集をしていた時のこと,D23 EXPO 2013で僕自身が感じていたことを振り返ろうとTwitterを遡って気付きました(2013年当時既にブログ閉鎖).
ブログと違って情報の流動性が強いTwitterだと,後に残して置かなければいけない重要な情報ですら遡及困難になってしまうのです.
そんな簡単なことに3年間も気付けなかった僕は,二度と同じ悔しさを感じないよう,再びブログを始めることを決意しました.

そして共同ブログへ


また同じように同じようなブログを作ったって楽しくない,そう思ったおマセな238青年は共同ブログにすることに決めました.
「”ディズニー”が好き」だけを共通点に持つ,僕とは別の視点から記事を書いてくれそうな5人を集め,ついにブログを復活させました.
それがこのD-Labです.

D-Labの由来


僕の周りには,”ディズニー”が全く関係なさそうなとこかろから”ディズニー”を無理矢理引っ張り出してくる,素晴らしいディズニーマニアがたくさんいます.
そんなディズニーマニアたちに向けて,すべての“ディズニー”をつなぐブログを作りたい,という思い,
また僕自身,まだまだ”ディズニー”を突きつめていきたい,という思いから,この共同ブログD-Labを始めました.

ディズニー系ブログのススメ


ここまで長々と自分のことを書いてきましたが,言いたいことはただ一つです.
自分が感じたこと,思っていたこと,考えていたことを記録する,ただそれだけで,案外簡単に人生が変わったりするんです.
「『好き』の力」を侮ってはいけません.

今この記事を読んでいるそこのあなた,さぁ,ディズニー系ブログを始めてみませんか?

10周年で注目の香港ディズニーランドに行ってた

節目の年


2015年.アナハイムのディズニーランド・リゾート(DLR)が開園60周年を迎えた裏側で,9月にしれっと開園10周年を迎えたのが,香港ディズニーランド(HKDL)です.HKDLでは現在 “Happily Ever After Celebration” と題し,お祝いムード一色に染まっています.

日本からは直行便で5時間程度,英語もなんとか通じる(気がする)など,海外パークの中では比較的ハードルの低いHKDL.今回はその魅力を紹介しようということで……

IMG_4254

香港ディズニーランドに行ってきました!

 

22ヶ月前に.

なんだか流行を先取りしすぎて置いてかれたバーチャルボーイと同じ匂いがしますが,BTTFイヤーなので気にしないで下さい.

Read More